作品・作者紹介

Aプログラム(各日13:00〜)

A-1  HONG KONG EXPRESS

ミタニハルカ

2018 年 /Short Film/ 3:11 

香港へ行ったときに撮ったもの。人人がビルビルの窓窓に写って万華鏡のようだった。持っていた最後のエクタクロームのフィルムで沢山のカラフルな色を撮っておきたいと思った。

 

A-2 ある夜の散歩 札幌編

西田 知司 

2018 年 /Documentary/ 9:02 

この作品は、2014 年の札幌国際短編映画祭で観た早川 由美子監督の 『ホームレスごっこ』という短編映画に影響を受けて制作しました。彼女の作品と同じように自身が野宿を体験をする事で、ホームレス問題を考 えようとしました。市の政策により、ホームレス数が激減した訳ではない ですが、札幌への海外旅行者数の増加に伴い、マクドナルドの 24 時 間営業が無くなったり、夜の狸小路で寝てるホームレスの人々を見かけ る事も無くなりました。

 


A-3 ここにいて

 眞弓里佳 

2020 年 /Animation/ 2:00  

久しぶりに作品を作りました。楽しかったです。僕と犬が、ここにいた時のお話です。

 

A-4 Short Movie Function 1

万城目 純 

2019 年 /Short Film/ 13:30 

春の到来と共に現れたドイツ在住の音音(オトネ)ちゃん。出会ったその日は桜満開、今まで未使用のコンデジカメラの「ショートムービー機能」。ほとんど会話を交わすこともなく、ただただ彼女の振る舞いを撮るのみ、撮るのみ。ワンシャッターで自動的に3秒撮ると切れる。それが10カット30秒で1セット自動編集。これを26回繰り返ししていたらしい。ノーカットとか無意識の選択とか、そういう意図もなく、勝手に音楽も入っていて、出来上がったのがこの作品。鬱々した冬を超えて、初めて8ミリカメラを持ったワクワクな春が蘇る。これは、個人実験映画の効能と言わずして、なんと名付ける?


A-5 SIESTA

伊藤 仁美 

2019 年 / Experimental / 10:00 

ぼうっと佇んでいるときに感じている個人的な体験やイメージを追っています。



Bプログラム(各日14:10〜)

B-1 再開

 

中島楽人
2019 年 / 実写映像 / 12:40 

 

仲の良かった友人と久しぶりに会ったとき、あのときと同じように話せるのだろうか。

 

B-2 解体された人形のために

伊藤早耶 

2019 年 /Animation / 4:57 

幼少の頃、人形は私の愛の対象であった。

悪童たちの手によって解体されたそれすらも。

(ドローイング・アニメーションの実験的小編。)

 


B-3 TOILET

おりえ

2018 年 / Experimental / 13:18 

この作品は女子トイレの個室をノーカットで撮影したものです。見る人によって感じ方が変わってくる作品だと思います。楽しんでください。

B-4 gift

 

小野寺海香

2020 年 / Animation / 1:30 

水彩とクーピーを用いたアニメーション作品。人になるということについて。


B-5 ANMAN

櫻井 篤史

1981 年 /Experimental / 11:00 

慢性的な金欠と空腹の所為か、この頃見る夢の殆どは食べ物に関するものだった。

ある晩の夢に出てきた饅頭から朧げな遠い記憶の断片が次々と出てきて、

翌朝、思わず困惑した。38年経って出てくるものや作風はやや変化したが、

生活環境にさほど大きな変化はない。



Cプログラム(各日15:20〜)

C-1 PANIMATION

さとうゆか

2017 年 /Animation / 1:00 

ホットケーキによるホットケーキのためのアニメ

C-2 人間魚雷 ー極私的レポート 2019

 

宮崎 渉大

 

2019 年 / Experimental / 13:00 

あいつは眼を潰した。

映画を撮りたいと言っていたのに。 乱雑な記録、あるいは擦り切れる DV テープ。

あいつはカメラに乗った。

祖父が遺した SONY DCR-TRV10 に。 ざらついた海に潜っていく。

「お前は何処に向かうのだ」


C-3 Sleeping Moon

 

山中 千尋
2019 年 /Animation/ 7:00 

 

僕の過ちはきみを忘れてしまったこと。
とうとう君がみえなくくなった。

C-4 禁断少女

 

岡澤 侑希
2019 年 /Experimental/ 5:30 

 

タイトル、マルチ、映像の配置に注目しながらご覧ください。 


C-5 アルテの夏

吉田 孝行

2019 年 /Documentary / 15:25

 

かつて炭鉱で栄えた町の山の中にある閉校となった小学校の
木造校舎。その一部は現在も地元の幼稚園として利用されて
いる。芸術広場として再生された学校跡地で水遊びをして過
ごす子ども達のある夏の一日。


Dプログラム(各日16:30〜)

D-1 alter

Yüiho Umeoka 

2019 年 / Experimental / 7:30 

白黒模様とカラフルでサイケデリックなパターンで構成された2つのフラクタルは

他我的に自己を表現する。そして自我は鳴り止まないnoiseによって択一される

 

Sound  角谷胡桃

D-2 fix

 

由良 泰人

2007 年 /Experimental / 9:22 

 

私の右手には大きな傷がある。子供の頃にケガをした跡だが、幼いころの話なので、全く憶えていない。憶えがないのによく見てみると無数に身体には跡がある。その跡の記憶を繋げる為に、ケガをした場所を訪れることにした。


D-3 悲しかったから踊る

塚本菜摘

2020 年 / Animation / 1:00

2019 年は悲しい事が多かったので踊ってみました。

D-4 浜松いいねぇ

 

柳瀬 昇

2019 年 /Documentary/ 15:00 

2019 年 6 月 22 日と 23 日、映像ネットワーク VIEW の時代 の全国上映を浜松で。その上映会と周辺の私的記録。浜松の みなさんの面白さが伝わりますように m(__)m